ちょっとお休み

旅先でパソコンがダウンしました。写真のアップを火曜日までお休みします。

きみのねがお

犬たちの2つのクッションのあいだに寝そべっての読んだり飲んだりが好き。きみの寝顔を見ているとテレビも邪魔だしもう何もいらなくなって、次第にうとうとと一緒に眠り込んでしまったりします。これから日曜まで長崎に飛ぶのはうれしいのだけれど、きみに会えないのはさみしいなあ。猫と仲良くね。130628.jpg

Calvet 不定期営業

飲むか飲まないかが偶然決まるのも一興。ずーっと貼紙が出たままでご無沙汰のCalvetが開いていない限りは飲まない、と決心して寄り道したら、なんと開いていて3カ月ぶりの楽しいカウンター。貼紙にあるとおりの「不定期営業」を続けているとのこと。朝の犬の散歩で貼紙の存在を確認して「お休み」と判断していたのは間違いでした。予約は受けず基本的に常連のみで、以前よりももっと地元寄りになって、ますます好みの場になっていました。初めての塩山五味酒造のワインもおいしかった。お気に入りのブラッククィーンがブレンドされています。
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sniffing a trace of you

マルはまだ仔犬の部分も残っていて誰とでも遊ぶのが好き。猫のクウにしてみればたいへんな迷惑で、巧みに遭遇を避けてはいるようなのですが、狭い世界なのでしばしばニアミスが発生。でも室内で面と向かうよりは庭巡りの方が楽しそうです。
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happy together

家族みんなが集まって私の62歳とマルの1歳の誕生祝い。家族の誰かが近くにいない暮らしが始まって3カ月。揃っていることの楽しさひしひし。写真は息子が[doglog]で見て調達してくれたアイレー・ジンBOTANIST.。娘からは山口晃「大画面作品集」。うれしい驚き。こんなものを選べるようになっているとは。直美からのpolkadotsのTシャツとチョッキがホームランなのは分かる人しか分かりません。
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梅雨ひと休み

梅雨が暫しお休みで昼間に雨が降らなかったおかげで、犬たちは久しぶりのシャンプー。大騒ぎでしたがきれいになりました。
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ある雨の日の情景

梅雨時の雨の降り始めの模様は生き物のよう。外気に直面した暮らしをしていると自然の出来事に敏感になります。例年になく細やかな空模様が続いている今年の梅雨はなかなか味わい深い。しっとりと雨が落ちてくると庭のフェンネルに滴がきらきら。雨も悪くないなあ。
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選挙、困った

都議会議員選挙、困った。三鷹市の候補者は自民党、民主党、日本維新の会、共産党の4人。憲法についての考え方から判断すると共産党以外はあり得ません。原発撤廃を唱えているのも共産党だけ。この2点は譲れないし、棄権はしない方針なので、今回は党の名称にこだわらずに共産党に一票、ということでしょうか。時代遅れの政党名を改めてくれたらいいのになあ。マル。犬の選挙があるとしたら被選挙権だってありそうな顔をしています。
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小さいおうち

ちょっとした縁で魚のおいしい店を新丸子に発見。「海らく」みらくと読みます。集合住宅街にぽつんと建つ様に小さい頃の愛読絵本「小さいおうち」を思い起こしました。楽しい夜になりました。一筋表側の綱島街道にはこんな建築が。なかなかうまいなあ。
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光の影

独り暮らしをしている母とたまに飲む酒はいつもこのグラス。このタイルのカウンターで飲むのが好き。もう何十年も前に初めて設計した住宅なのだけれど、作って飲む空間としてよくできています。ここは天井が前面ガラスになった限りなく外に近い空間。ハロゲンのつくる影に不思議な柔らかさがあるのは薄暮の自然光のおかげです。
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やっと「うなちゃん」

国立の家の現場が終わって、やっと「うなちゃん」。夜景の撮影が終わった7時過ぎ。ダメもとで寄ってみたら席が空いていました。通路スペースがほとんどないコの字カウンターは常連さんでいっぱい。私たちの席へは裏にあるトイレへの通路になっている犬走りからアクセス。大昔から変わりません。鰻はもう残り少なく、ちょっと飲んでいる間にどんどんとお愛想が続いて店仕舞いへ。あっという間のいい時間でした。いい店は客もいい。ご近所さんのようですが、決まってますよね。写真右上が新しくなった中央線ガード。おかげで風情ある国立駅舎は姿を消してしまいましたが、こちらはしぶとく残っています。前面道路は拡張延伸が計画決定していて車にとっては便利になるようですが、ここだけは時間が止まっていてくれるといいなあ。
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長崎から枇杷

長崎とのご縁のおかげで彼の地から枇杷たくさん。うれしい。ヴィッラの枇杷も豊作だそう。この写真は「武蔵」の大将のご自宅で採れたもの。おいしそうな写真になったので、思わずアップ。
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polka dots

金土2日間池袋芸術劇場で営業イベントに参加。手応えはあるのだけれど成果と言えるかどうかなという感じ。30年くらい前の広告代理店関係の知り合いが新聞ちらしで気づいて訪ねてくれて、びっくり。建築好きの中学生の女の子とおとうさんの微笑ましいカップルには元気づけられました。打ち上げの後、近くのディラン・バーpolka dotsへ。Mobile Fidelityの45回転LPが聞いたことのない音で鳴っていました。こんなところにまで付き合ってくれた下戸さんに感謝。幸せな時間でした。
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happy birthday

コーイケルホンディエのマル。あっという間の1歳です。糸島で出会ったときはあんなに小さかったのがこんなに立派になりました。いろんな表情がありますがこれが一番しゃきっとしているかな。好奇心旺盛で少し怖がりで、家で飼われながら時々野性がこぼれ出てしまうところが面白い。この新しい家族のおかげで先住犬のハヤがずいぶん元気になり、人口密度が下がり気味の我が家も昔のように賑やかになっています。
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山塞山寨

建築は現場から。仕事の依頼や打診があると真っ先に敷地を見に行きます。まだ知らない街を歩くのは小さな旅のようでそれだけでも楽しみですがおいしいランチに遭遇したりすると言うことがありません。そんなことで出会った神楽坂の山形料理のお店「山塞」。山の中の砦、という意味だそうで、素朴な芋煮定食がいけました。山形の酒ばかりで夜もいけそう。Wikiで調べていたら僅かに綴りが異なる「山寨」に出会いました。こちらは中国でパクリのことだそう。こちらも砦に関係があるようです。おもしろいですね。
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missing Calvet

界隈のコミュニティ・バーCalvetの臨時休業がもう2カ月以上続いています。朝の犬たちとの散歩のルートや駅からの帰り道を西寄りにずらして3日に2回は前を通っているのですがいつも変らぬ貼り紙があるだけ。どうしたのでしょう。ブラッククイーンやアッシパルマンティエは他所でもなんとかなるけれど、あの場所でのあの時間はあそこにしかありません。かなりさみしい。早い再開を祈るしかありません。
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大輦

ラーメン断ちを解除したとは言え、際限なく食べていい歳でもないので、月に一食という枠を設けることにしました。たかだかラーメンですが、年12食を厳選するとなると気持ちが入ります。5月はパーコー、で6月は気になりながら流していた船橋ソースラーメンを選びました。「大輦」だいれん、珍しい漢字です。初めてのラーメン屋では一番シンプルなメニューから始めるのが王道ですが、制限枠に鑑み「ハムカツのせソースラーメン」。焼きそばをラーメンにというコンセプトははっきりとしていて、麺にはキャベツや挽肉が絡まり青のり紅生姜もトッピングされています。ソース味のスープは心配でしたがあの酸味は悪くありません。ソースのお湯割りになっていないのはしっかりした出汁のおかげ。周りが赤い薄いハムに厚い衣がついた懐かしいハムカツではなく、厚みのあるハムの揚げたてが乗っています。おもしろい体験でした。ハムかつと合わせて及第点。年に一度くらい無性に惹かれてしまいそうな気がします。
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雨犬

早くも29日に手際よく梅雨入りが発表されましたが、幸いなことに大外れ。散歩が朝夕欠かせない犬たちにとっては辛い季節の到来が少しでも遅くなって、ラッキー!でしたが台風到来でついに御用。私たちがお気に入りのお揃いの水色の雨具は彼らには不評のよう。白に犬茶、こうして見ると兄妹のようだなあ。
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幸犬

球が大好きなマル。定位置のクッションに横たわりなんとかモノにしようと必死です。我を忘れて暫し遊んだ後、おやすみ。傍らで見ているだけで幸せがうつりそうです。
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虎魚

虎魚と書いてオコゼ。鰧という漢字もあるようですがInimicus japonicusという学名からして我が国独特の魚のよう。カサゴ目に属するオニカサゴと混同されやすいようで、オコゼに釣られて出かけたらカサゴでした。英語ではどちらも一緒にscorpionfishとか言われているようです。確かに棘には毒があります。欧米では食べないんだろうな。
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唐印

コメントのおかげで6月2日の多肉植物の名前がわかりました。唐印「とういん」。面白いですね、どうしてこんな和名が付いたのでしょう。カランコエの一種で学名はおそらくカランコエ・ティルシフローラKalanchoe thyrsiflora。ネットで調べてみたら「唐印」情報は意外に少なく、代わりに「唐印屋」というカレー屋が出てきました。「からいんや」いいね。
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庭虎

a tiger in the jungleという風に見えなくもないのは[doghouse]中庭の花壇に佇む猫のクウ。猫科の動物は緑の中がよく似合っていますね。傍でマルが猫の動向を観察しています。
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慕愁

フクのいたところを独り占めしているハヤ。穏やかな午後の日差しは心地よいのでしょう。後ろの模様が静かに時の過ぎよくさまを語っています。フクは大きかったなあ。
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kitchen garden

去年に引き続いてご近所から青紫蘇の苗をいただいてきました。シソPerilla frutescens var. crispaシソ科シソ属。英語ではgreen shiso。すぐ虫に喰われるので市販のいわゆる大葉は農薬だらけだそう。これが自家栽培できるのはうれしいことです。ナスも大きくなってきています。
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dahlia alone

梅雨時の[doglog]に今まで2回登場している天竺牡丹ことダリア。鮮やかな色の一輪が、バラが通り過ぎて行った中庭で輝いています。Wikiによればメキシコ原産で日本には1842年にオランダ人によってもたらされたそう。ということは長崎出島ですね。
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rat trapped

少し前から[doghouse]中庭で犬でも猫でもない生き物の気配が感じられるようになり、コーイケルも時々デッキの下に異様な関心を示したりしていました。犬たちの好きな鼠捕りごっこの鼠たちではなく本物の鼠の潜伏が疑われ、夜は引き戸に鍵を掛けていました。二週間ほど前に思ったよりかわいい姿を私が目撃してしまい、いよいよ捕獲作戦を展開していました。クラシックな金属の鼠捕りは成果が上がらず土曜日の夜に接着材のプレート式に替えたところついにかかりました。ほっと一息です。そう言えば我が家の近所ではここのところ家の建て替えが相次いでいます。猫おじさんの言うとおりですね。
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tabula rasa

犬たちとの早朝の散歩の途中に人だかり。新人と思しき女性警察官が道端のうつ伏せの男性に「おとうさん」と声を掛けているのでした。静かな住宅街の道行く人の足下に横たわる意識のない人。不思議な情景でした。食後の静かな朝の音楽は少し冷っとした空気に合わせてArvo PärtのTabula Rasa。LPだとB面全部を占める26分に及ぶ表題曲後半のディミヌエンドに引き込まれました。プリペアードピアノの空の上で鳴っているような音が時折り響くなか、2本のヴァイオリンの奏でる旋律がゆっくりゆっくりと減衰していきます。それまでは気付かなかった中庭の赤い実を啄む鳥たちの囀りが聞こえ始め、その神々しいと言ってもいい音楽と溶け合っているかのように感じられました。音が限りなく小さくなり、ふっと静寂が訪れると、不思議なことに鳥たちの声も暫し無くなりました。音楽に引き込まれているあいだ、私がtabula rasaになって人の気配が無くなっていたのでしょうか。感動的な時間でした。
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qui es-tu?

新しく我が家に加わった見知らぬ多肉植物が美しい。艶やかなグラデーションの曲面の重なりが光を生き生きと受け止めます。夜の静かな灯りの中ではこんな表情。君の名は?
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上から風趣

中庭のヒートンが登場したついでに屋内の吊り金具。カーテンボックスの内側に金具が付いていて、いろいろな物をぶら下げられます。雨の日の洗濯物など、意外に便利ですね。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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