鵜原ビーチハウス

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7月16日、鵜原ビーチハウスの竣工宴。外房勝浦の少し先にある美しい浜に直面した敷地に二軒家アパートメンツ仲間のジュリアン一家が何年もかかってやっと家を完成させた。オーストラリアの彼と日本の彼女、Japanese wifeは国際的に定評が高くAustralian husbandも家庭的なことで知られているから最高の組み合わせなのかもしれない。土地を見つけ出したのは彼の弟さんで奥様はやはり日本人。パーティーにはほかに何組も同様な組み合わせのカップルがいた。優しい日本語を話す大男がいっぱい。お国からかけつけた母上が矍鑠としていて計画の首謀者だったことがよくわかる。息子たちのともだちがたくさんお祝いに駆けつけ、孫たちが浜辺を走り回る。彼女の夢が実現したうれしい日。幸せいっぱいの時間を共有させていただいてこちらまで幸せに。しかし私たちの文化のなかでは「いい海水浴場のひとつ」でしかない場所に新たな価値を見出したのが遠く海の向こうの人たちだというのは皮肉だ。設計はJulian Worrall Spaces+2.5 architects。構造は桃山ハウスと同じStructured Environment。機能に素直な形が、お世辞にも美しいとは言えない街並みに、自然に溶け込んでいた。鵜原の未来にとっても大きな一歩かもしれない。これで4日連続の美宴。楽しく飲めばからだは応えてくれると思い込んではいけないのだろうな。fbのmichio kinoshitaアカウントに別の写真もアップしています。
2017/07/22(Sat) 09:08:23 | doglog
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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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