富士山麓の鳥

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どこに行く時もコンデジDSC-HX90Vも一緒。隔週の富士山麓の現場写真は写ればいいのですが、ちょっとしたよそ見に威力を発揮。かなり遠くで警戒心のない鳥をファインダーで絞り込んで捉えました。ヒヨドリかな。日が照り付ける屋外ではファインダーが有用です。

おつかれさま

150730.jpg-スリランカの旅の時から使っているDSC-HX30Vはお気に入りコンデジなのですが、レンズにゴミが混入しやすく故障も少なからずあって入院は片手では数えられないほど。今度入院になったら後継機をゲットして2台態勢にしようと心に決めたところパタッとトラブルが影をひそめていたのですが、ついにフクロウを撮っている時に、1年ぶりかな、画面の異物発見。迷わず最新後継機DSC-HX90Vをゲットしました。光学倍率が×20から×30に。レンズがzeissに。ファインダーがついて、モニターが180度チルトするので、アングルを絞り込むのがぐっと楽になっているようです。間が空き過ぎてバッテリーが異なるタイプになっているのは残念。早速セルフィー2ショットをやってみましたが、成果は[doglog]ではお見せできません。27日アップの写真から後継機です。今日の写真はhanamidoriのデルフィニウムRanunculales Delphinium。学名からするとラナンキュラスの仲間なのですね。

たまには寄り道

150729.jpg-件のおつかい。めったに乗れないスーパーあずさに乗ってみようかとも思いましたが、見送って18きっぷにしました。無謀な倹約には意味がないので乗鉄の心意気かな。おかげで帰りに夕暮れの勝沼ぶどう郷で途中下車して、次を待つあいだの景色のうつろいを堪能。少しばかり時間を贅沢に使って、気持ちにうるおい。勢いにのって三鷹でも途中下車してcalvetで藤浪の完封の瞬間を目撃。久しぶりのthe barnも居心地が良すぎて帰りは遅くなってしまったけれど、いい一日になりました。

犬もおつかい

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山梨県庁にできた急用に犬のおつかい。甲府駅近くのどこにでもあるビルのつもりで向かって行ったらなんと1930年にできた別館。作者不詳だそうですが特にインテリアがよかった。犬も歩けば棒にあたる。猫には無理だろうなあ。つられて隣の甲府城址も散策。

宴でつなぐ縁

150727a.jpg150727b.jpg150727c.jpg-居住空間コース3年前期設計演習の打ち上げを兼ねて「二軒家アパートメント」見学会。土地性にこだわったメニューをトライしてみました。山珍居の胡椒餅margoのパーティーサラダ、青木精肉店のロースカツ。ワインが苦手な娘たちにはlunetteのマスターに厳選してもらった優しい自然派を用意しました。写真はエチケットもかわいいラングドックのoctobre。シラー100%マセラシオン・カルボニックで、飲める人も納得の味わい。元気な若い人たちとの宴で、暑さと忙しさに弄ばれているからだも元気に。この宴では思わぬ再会もあって新たな縁がまたつながっていきそう。集まってくれたみんなにありがとう。幸せです。

夏向日葵

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30℃を超えている朝に事務所まで歩くのは大人気ないかとも思いましたが、動く歩道は冷房が効いているし、ビルの谷間も欅のおかげで暑くないし、緑陰の公園は涼しいし、歩くのも何でもないことがわかりました。向日葵ももうすぐ満開。鳥のともだちもたくさんいます。猫はいないな。

盛夏手拭

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[enne]オープンハウスには生みの親の[laatikko]の住人一家も参加してくださいました。だんだん成長していく一家にお会いできるのもうれしい。お土産にいただいたのがこの手拭。入浴剤が包み込まれています。夏ですねえ。

la chouette

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[enne]の撮影の合間のランチに、ずっと気になっていたけれど一人では入りにくかったフクロウカフェ[café baron]へ。ドアを開けると誰もいなくてガラスの仕切りの中もからっぽ。椅子の背に剥製のフクロウ数体が置かれているだけかと思った矢先に剥製の首がぐるっと動いて本物であることがわかりました。フクロウに触ったりして癒されるのではなく、フクロウたちと空間を共有するカフェ。まじかに見るフクロウには独特の魅力があります。マスターが心底フクロウ好きなのもよくわかり、フクロウのいろいろも教わり、暫しのフクロウ時間を過ごしました。もっといれば、些末な事々は風に吹いて、少しは気持ちが大きくなれそうです。ちなみにカレーもコーヒーも仮にフクロウ抜きでも満足なレベル。フクロウの雌はフランス語でla chouette。フランス人はこの生き物に格別の思い入れがあるようで、フクロウのほかに「(特別に)かわいい」という意味があるそう。つい先日大学の研究室に白い字で大きくla chouetteと書かれた黒いTシャツを着た女の子がいて、ただ一人その意味がわかるフランス語になぜか長けた先生に意味を教わって、「もう着られない!」と小さくなっていたことを思い出しました。かわいい。

[enne]撮影

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オープンハウスと撮影が重なって、朝8時から夜7時まで現場。撮影終了を待ってくれているあいだに、素敵なワインバーを見つけ出してくれた、新卒3人組に感動。夕焼けの夕景は背景が青くなりませんでした。

この実なんの実

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新宿中央公園のその昔滝があったあたりで出会ったかわいい実。日毎に減っていくのは鳥たちが食べているからなのかな。

[enne]縁

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[enne]オープンハウス。たくさんの出会い再会がありました。みんなにありがとう。おおいなる縁に感謝。

[enne]オープンハウス

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今日は[enne]のオープンハウスと撮影。いい天気になりますように。みんな来てくれますように。最後に楽しく飲めますように。

排骨

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今月のラーメンは有楽町の万世麺店パーコー。およそ一年振りに行ってみたら、どんぶりが変わっていました。大好きだったザジャはもうないのですが、高校生の時にはまりこんだ万世麺店の味からは逃れることができません。六本木に事務所があった頃によく行った「突撃ラーメン」も後でわかったことですがマスターが万世麺店卒でした。

林森

150621.jpg-現場を取り囲む富士の裾野の薄暗い森の先にほっと明るい緑。

椋鳥

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新宿中央公園の鳥たちにも種ごとの盛りがあるようで、この頃は椋鳥が目立っています。私が驚かせたわけではありませんが、一番下の写真は警戒発令をするリーダー。この直後草むらに散らばっていた十数羽が一斉に飛び立ちました。

dischidia formosana again

150716.jpg-ガラス屋根の下にぶらさがったディスキディアすくすくの細かく絡み合った根に何日かぶりの陽さんさん。

lunette meeting again

150715a.jpg150715b.jpg-日大生産工学部デザインコースのカリキュラム打合せをlunetteで。ワインが苦手な一人がここの自然派ワインならいけるのが面白い。そのせいか食後酒も入れてですが5人で5本。勝沼の奥野田ワイナリーの醗酵中の酵母をボトルに閉じ込めたにごりスパークリングで始めて、締めはローヌのデザートワインtrapadis rasteau grenat。おかげで活発かつ建設的な議論になりました。

[enne]オープンハウスのお知らせ

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7月12日にアップした住宅が竣工します。RC2層の住宅は廊下階段などの動線がすべて足場板で囲われた立体的な半屋外空間 [縁]になっています。[縁]はバルコニーでもあり玄関でもあります。クライアントのご厚意でみなさまに空間を体験していただく機会をもうけることができました。参加ご希望の方はws@workshop-kino.comにメールでお問い合わせください。案内状pdfをお送りします。
この建築が生まれるきっかけとなった[laatikko] (2009年竣工)がフィンランド語である縁で、この新しい住宅にはフィンランド語で[縁]という意味の[enne]という名前がついています。

日時 :2015年7月20日(月曜祝日)13:00〜17:00
用途 :住宅
構造 :RC2階
延床面積:88.35u(法的延床面積は121.56u)

八咫烏

150714.jpg-高円寺のプラットフォームから望遠で狙っていた烏が飛び立った瞬間のなんだかよくわからない映像は熊野の八咫烏のよう。

玉ちゃん

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新宿住友ビル前の広場に鎮座している猫の後ろ姿が好きです。銘文をよく見てみたら流石、流政之作。1477年に太田道灌を救ったと言われる「玉ちゃん」で「猫おじさん」の類いとは格が違います。

[縁]へ

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真夏日の土曜日は高円寺の住宅の現場へ。この住宅の要は足場板で囲われた立体的な中間領域[縁]。[laatikko]での試みを深化させて、廊下階段などの動線はすべて[縁]に収めました。実際に体験する [縁]は頭の中で描いていた以上に豊かな不思議な空間です。いい建築に仕上がるはずです。やった。外観は住宅街の中で端正な異彩を放っていますが、主題は住まいと街のあいだの中間領域です。形態の差異の主張は本意ではありません。

Lampyridae Latreille

150711a.jpg150711b.jpg150711c.jpg--zoorasia 5。ズーラシアと最寄りの中山駅の間にある四季の森公園もいいところです。行き帰りはここを歩き抜けるのがお勧めです。高低差は90mくらいあります。谷戸というのですかね、穏やかな自然がぽっこり残されています。ここには蛍もいてピークは過ぎていましたが神秘的な微かな光の舞を楽しむことができました。これを感じ取れるのは日本人だけなのかもしれません。どうがんばってもカメラには記録できませんでした。鞘翅目ホタル科Lampyridae Latreille。

Okapia johnstoni

150710a.jpg150710b.jpg150710c.jpg-zoorasia 4。ズーラシアの目玉はオカピ。去年の12月に生まれたララは、ホームページには公開時間は土日の2〜3時とありますが、4時少し前なのに会うことができました。もうかなり成長しているからかな。かわいい。鯨偶蹄目キリン科Okapia johnstoni。

parsley, sage, rosemary and thyme

150709a.jpg150709b.jpg150709c.jpg150709d.jpg150709e.jpg150709f.jpg-zoorasia 3。デートで動物園と言えば「卒業」。「卒業」と言えばparsley, sage, rosemary and thyme。ズーラシアにもそこここにハーブが植わっています。多摩や上野と違って空間の余白が植物であふれていてしかもしっかりケアされています。四季の森公園を抜けて歩いて行く路も覚えたし、また行きたいな。

rain, rain, go away

150708a.jpg150708b.jpg150708c.jpg150708d.jpg-zoorasia 2。ズーラシアと言うと先ずこの話が頭を過ります。梅雨の合間にもカップルが何組かいました。ここには子連れで来たことしかないなあ。ヤブイヌは休みなく走り回っていて写真はブレてしまいました。檻の中の被写体にピントを合わせるのはまだあまりうまく行きません。右下のは剥製。似ていると言われてしまいました。どしゃぶりの掛川で「晴れ男」を返上し今回はレインシューズを新調して臨みましたが、おおかたの予想に反して傘いらずでした。雨上がりで空気がしっとりしていて、日曜日の動物園なのにすいていてよかった。渋滞は激しかったので帰りは歩きました。

tyger, tyger burning bright

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高校同期の数人とズーラシアへ。動物園は楽しいなあ。たくさん写真を撮りました。虎は大きな猫。勝率ほぼ5割にもかかわらず首位独走?です。
tyger, tyger burning bright
William Blakeを巧みに引用したDylanのJohn Lennonエレジーの一節。NHKラジオ口座の「ボブ・ディランの世界を読む」テキストでもこの詩が取り上げられています。文学者の視点が意外に新鮮です。Dylanの欧州ツアー。最初の2日は初演曲が3曲も登場し、メロディがほとんど原曲の痕跡をとどめないTo Ramonaを歌うなど日替わりセットリスト復活と歓んだのですが、一転ここ9日間はまったく不動のセットリストに。不思議な人だなあ。

小さな白い実

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8時近くになって仕事を切り上げてlunetteに向かおうとしたらhanamidoriが珍しく開いていたのでちょっと寄ってみて出会ったのがこの可愛いフサスグリ。半透明の実が宝石のようです。実の赤いのはアカスグリredcurrant、この白いのはシロスグリで、黒いクロスグリcassisは別種だそう。パティシエの世界では馴染のある素材のようでlunetteのマスターは葉っぱだけでスグリだとわかりました。ユキノシタ目スグリ科スグリ属フサスグリSaxifragales Grossulariaceae Ribes Rubrum。

小さな白い花

150705a.jpg150705b.jpg-梅雨空に小さな白い花、フロックス。ツツジ目ハナシノブ科フロックス属Ericales Polemoniaceae Phlox。可憐に散った後もなお美しい。

三保の御穂鶴

150704a.jpg150704b.jpg150704c.jpg150704d.jpg-由比の旅 完。清水港を取り囲むように回り込んだ砂嘴の街三保で夕刻の一杯。いい居酒屋が見つかりました。造り酒屋がやっている御穂鶴。左下の「山うに豆腐」は豆腐の味噌漬け。沖縄の豆腐 ほど刺激的ではありません。右下の「ながらみ」は初めてだったので、禁制品であるにもかかわらず、食べてしまいました。いけました。

駿河酒肴

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由比の旅 4。娘からの誕生日祝い「白隠正宗」で由比土産の桜えびと太刀魚の味醂干し。幸せです。太刀魚は甘味を抑えたいい味に仕上がっていました。桜えびは「銀太」でいただいた海老の粉を加えて炊き込みご飯にしてみました。

由比港

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由比の旅 3。由比の駅からは富士山の頂部が見えます。山が海に迫った魅力的な街ですが、JRの改札は夕方6時になると店仕舞い切符の販売も終わってしまうほど、電車に乗る人は少ないのでしょう。今回は鉄道と東名をくぐって由比港にも行ってみました。ここにおいしい魚が揚がるのですが日曜日はお休みのよう。写真は釣られたての鱚。

富士川あたり

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由比の旅 2。先週と違って富士山がアタマを出していました。富士川鉄橋を渡る前後が車窓の真横に見えて撮りやすい。車輌は吉原駅の岳南電車。そのうちに乗ってみるつもり。たまたま今仕事をさせていただいている富士急の経営です。

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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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