駿河湾鮨

150630a.jpg
150630b.jpg
由比の旅 1。掛川の旅の締めは各停で由比に寄って「銀太」で駿河湾鮨。この無謀な行程に2人もつきあってくれたのがうれしい。お酒がいっそうおいしくなりました。しかも一人はかなり熱心な新Dylanファンで、去年のDylanライブを聴いたとのこと、大いに盛り上がりました。話に夢中になって写真を撮る前に手をつけてしまったので、写真は次の日曜の娘と一緒の「銀太」の写真。前週刺身でいただいた「こせ」(ハシキンメ)が石鯛に代わって握りに加わり、真鯛がはら鯛に代わっていました。満足。

ききょう寺

150628c.jpg150628a.jpg150628b.jpg-掛川の旅 8。鉄道に少しでも得をして乗ることにはひときわ熱心で、天竜浜名湖鉄道の共通1日フリーきっぷをゲットしました。晴れ男の面目まるつぶれの大雨だったのですが、途中下車を止めて損をしてしまうわけにもいかず、森町病院前で降りてききょう寺(鹿苑山香勝寺)へ。ずぶ濡れでしたが、雨の桔梗、紫陽花、睡蓮、見事でした。京都の廬山寺と奈良の元興寺と合わせて三大ききょう寺だそう。

居住パーティ

150628.jpg-居住空間デザインコースの新入生歓迎会。ゲストの山中祐一郎さん→SOY→豆腐→ホワイトという連想でホワイトをテーマにした会場構成。今年の設計演習が例年以上に熱が入っているせいか、学生たちとの対話がいつになく盛り上がりました。甚八を知っている天浜娘もいました。楽しかった。

秋野不矩美術館

150627a.jpg150627b.jpg150627c.jpg
掛川の旅 7。転車台とラーメンに引かれてやってきた天竜二俣は秋野不矩の生地。駅から歩15分ほどの丘の上に美術館(基本設計:藤森照信・内田祥士1997年)があります。トトロの世界から抜き出したような飾りや置物は私には邪魔ですが、空間の佇まいそのものは悪くありません。居心地よし。石を床に埋め込んだ展示空間は作品を引き立てていました。彼女のインドの絵で動物が描かれているものがとりわけ好きです。よい時間を過ごしました。

ホームラン軒

150626.jpg
掛川の旅 6。鉄道ファンの聖地天竜二俣駅に何故かラーメンで有名な「ホームラン軒」が付属しています。こがしネギ入り特製中華そばにヤマチョウ豆腐店の肉厚油揚げをトッピング。揚げにスープを浸ませる食べ方は初めて。いけました。旅先でラーメンはいかがなものかと思いましたが、今月のラーメン枠を空けておいた価値がありました。

天竜浜名湖鉄道

150625a.jpg150625b.jpg150625c.jpg150625d.jpg150625e.jpg150625f.jpg150625g.jpg
掛川の旅 5。谷口さんに引かれて掛川に来たのですがほかにも見ものがたくさん。天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅には鉄道ファンが避けて通れない転車台があるのです。鉄道そのものも実に味のある路線で、暫しどっぷりと鉄道の魅力に浸りました。

資生堂企業資料館

150624a.jpg150624b.jpg150624c.jpg150624d.jpg150624e.jpg150624f.jpg
掛川の旅 4。アートハウスの隣の企業資料館。一人で来ていたならばこちらはパスしたに違いありませんが、同行に資生堂の人がいたおかげで、思わぬ体験。学芸員のアテンド付きプレゼンテーションは実によくできていて、すっかり資生堂のファンになってしまいました。膨大な資料を収めた収蔵庫まで見学させてもらい、100年前の香水、小林麻美のポスター、まさこさまの香水など、他所ではお目にかかれない貴重な品々も目にすることができました。同期生に感謝。企業の支援が建築やアートを育てて行く大きな力の一つであることがよくわかりました。

資生堂アートハウス

150623a.jpg
150623b.jpg
掛川の旅 3。ずっと新幹線から眺めるだけだった資生堂アートハウス(設計:谷口吉生・高宮真介1978年)へ。新幹線車窓を過るランドマークの役割が大きい。方形の展示室の空間構成は1983年の清春白樺美術館に継承されている。団体行動でかつ時間が押してしまったので、ゆっくり空間を体験できなかったのは残念。

掛川 鰻

150622.jpg
掛川の旅 2。昼は30分くらい並んで肴町の甚八。しっかりしたおいしいうな重でした。かぶとの大将の「いい鰻に山椒はいらない」を思い出して山椒抜きでいただきました。酒がビールだけなのはちょっと残念。おかげで食に専念することになりました。

掛川へ

150621a.jpg150621b.jpg
150621c.jpg150621d.jpg
150621e.jpg150621f.jpg
高校同期と掛川一泊建築旅行。早起きできたので各駅停車でのんびり。ますはビューカードのポイントでゲットしたグリーン席で崎陽軒の横浜チャーハン。熱海で島田行きに乗り換え貨物列車と伊豆急をぱちり。JR東海の210系通勤ロングシートで雲の中の富士山を眺めながら海岸線を西へ。興津で始発浜松行きに乗り換え掛川へ。車輌そのものは凡庸だが、大井川鉄橋の直前でドラマが。先行車輌の注意喚起で運転士が徒歩で橋梁の安全確認。13分遅延で運転再開となって胸を撫で下ろせました。やれやれ。おそらく先行車輌が狸の類いの小動物を轢いたのだろうと思われます。

やまや

150620.jpg
久しぶりの吉田のうどんはやまや。かんずりをしっかり入れていただきました。玉葱かき揚げもおいしい。

大信州

150619.jpg
6月17日。大学に松本の銘酒「大信州」が用意されていて、学生たちも一緒に64歳の誕生日を祝ってくれました。幸せな夜をありがとう。

包丁塚

150618a.jpg150618b.jpg
赤坂氷川神社の境内で出会った包丁塚に旨いものありがとう。

みどりみどり

150617.jpg
通勤途中のお店の前の鉢植えのみどりの明るさに足取りが軽くなる心地の朝。

ものものいきもの

150616a.jpg
150616b.jpg
150616c.jpg
通勤路にある新宿区民ギャラリーにふらり。富田菜摘さんの廃材アート「ものものいきもの」展。みんな表情がかわいくて、ちょっとだけ楽しい気分になって、休日の仕事場へ。

コントラバス

150615.jpg-西新宿の白龍館で斎藤輝彦さんのコントラバスを聴きました。ピアノは今回は佐藤美佳さん。ホールで畏まって聴くのとは違って、お酒をいただきながらコントラバスの音色に酔うのもまたいいもの。曲ごとに入るウィットにあふれる解説もよかった。リムスキー=コルサコフの歌劇「サトコ」からのインドの歌は新発見。気に入りました。Richard RodgersのClimb Ev’ry Mountainもうれしい。BobもRodgersのSome Enchanted Eveningを録音しています。時代は変わる、です。白眉はやはりボッテジーニ。コントラバスがほかのどの曲よりも生き生きと艶やかにうたいます。今回は「エレジー」と「夢遊病の女」。幸せな夜の締めはlunette。気持ちよく酔って終電を逃したのは失敗。

路焼

150614.jpg-親爺がひとりで仕切る店の炭火焼き台は路の傍。

猫車

150613.jpg-夏草が纏いつく打ち捨てられたバイクに佇む猫一匹。

花蝶

150612.jpg
昼休みの公園の花を飛び渡る蝶にも好みがあり。

枇杷

150611.jpg
熟れ時を見計らっている鳥たちから逃れた花瓶の枇杷の季節。

翠碧

150610.jpg
翠さんのお店の碧い車にラベンダーがお似合いでつい寄ってしまいます。

翠緑

150608.jpg
濃い緑と若い翠に小さな緋点々とした初夏は過ぎ今は梅雨の走り。

鳩浴

150608a.jpg
150608b.jpg
150608c.jpg
いつも決まった駅までの路を変えてみて出会った鳩の水浴び。

雀餌

150607a.jpg150607b.jpg150607c.jpg150607d.jpg
幸せな午後の公園。餌をやる手に群がる雀のかわいい仕草に見とれてしまいました。

裾野

150606.jpg-今回の富士吉田は晴れていて富士の雄姿を満喫。富士の裾野の拡がりは見事ですね。

Johann Sebastian Bach

150605.jpg
瀬川裕美子さんのピアノリサイタルを聴きに東京文化会館小ホールへ。今回のプログラムはほとんどバッハ。クラシック門外漢の食わず嫌いかもしれないけれど、実はバッハは苦手。「統合と分岐のはざまで」と題された22ページもあるプログラムノートに書かれた解説で、ゴルトベルグ変奏曲は個性的な曲と技巧的な曲とカノンの「3曲ごとのまとまり」10組で構成されていて、しかも10曲のカノンは同音から9度まで順番に並んでいることを初めて知りました。理解の範疇を遥かに超えた美しいまでに完璧な形式性。まったく手に負えません。ゆとりが少ないように感じられるピアノの熱演より、難解に編曲されたLet It Beはじめヴァイオリンが加わったプログラムの方が音楽として楽しめました。兎にも角にも音楽への激しい情熱に拍手。次も楽しみです。40余年来の友人とのその後のワインも楽しかった。
Johann Sebastian Bach,1685 – 1750。

William Shakespeare

150603a.jpg150603b.jpg
座・高円寺で「リア」を観劇。シンプルな箱の天井の高さが演出に活かされていました。舞台を俯瞰する客席構成もいいと思います。主演女優渡辺美佐子の82歳に拍手ですが、かわいいおばあちゃんという感じ。Wikiの1956年の写真を見てあげてください。共演の植本潤の声色の多彩さが光っていました。引けたあとは「きよ香」で泡盛。写真はぐるくんの唐揚げ。高円寺です。
William Shakespeare,1564 ・ 1616。

Sandro Botticell

150604a.jpg150604b.jpg
150604c.jpg
心優しい差し入れの招待券の1枚は息子に渡して「ボッティチェリとルネサンス」へ。若者でごったがえす渋谷の片隅でこんな時間を過ごせる幸せ。10分のNHKビデオもよくできていました。気持ちは15世紀のフィレンツェに飛んで行っていしまって、うっかりイタリアのチョコレートや鮪の瓶詰を買ってしまいました。お上手。帰り道に1992年にワークショップとして設計したBEAMを覗いてみました。1階角につくった「街に開かれた劇場」は今は吉本になっていて扉のほとんどがつぶされています。富の集積の結果として都市をながめると、彼の地とは大きな違いがあります。
Sandro Botticelli,1445 – 1510。

池袋 かぶと

150602a.jpg150602b.jpg
150602c.jpg150602d.jpg
ひょんなことから池袋の有名な鰻屋「かぶと」へ。鰻の各部位を串でだす店はいくつか体験していますが、品質の拘りはここが一番。肝に苦味が感じられないのは驚きでした。「腐っていると苦い」のだそうです。店の佇まいに隙が多いのとは裏腹に、豆腐、つけもの、酒などすべてが厳選されています。大将のパフォーマンスをうるさく感じる人もいるかもしれませんが、私はそれも含めて楽しみました。皿にのった小さな赤いのは心臓です。ぴくぴくしていました。

高円寺 天すけ

150531a.jpg150531b.jpg
150531c.jpg150531d.jpg-
現場の帰りにやっと「天すけ」に。雨の予報のおかげか行列は10人弱で40分くらいでカウンターへ。ありそうでない生卵の天ぷらが有名ですが、本質は高円寺の街らしい庶民性にあり。「玉子天丼」は仕事の途中のランチとしてはボリューム満点で昼寝をしたいほど。タレは少し甘めです。夜に来てお好みで飲むのもよさそうだけれど、行列ができていると腰は据えられません。休日昼下がりに「玉子ランチ」を選んで、天ぷら塩で一杯やって、玉子天ぷらの乗ったご飯でしめるのが一番かも。

Profile

image
kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

New Entries

Comment

Categories

Archives(4185)

Link

Search

Library