青 紫

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青と紫のあいだの色の揺らぎに漂う竜胆の秋。

猫 扉

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銀座の裏通りの蕎麦屋の引戸がすっと開いて黒猫は中へ。

[gindachi]

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盛り上がったクラス会の3次会は前から気になっていたワインバー[gindachi]を選びました。銀座裏通りに開放された居心地の良い空間は女性客がいっぱい。おじさんたちも気持ちよくワイン。[calvet]のように日本のワインが揃っていないのだけは残念。私たちの建築談義をお隣で耳にしていた素敵な女性が、帰り際に「私はザハは好きです」と声をかけてくださいました。いいね。

pedestrian precincts

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久しぶりに銀座の歩行者天国。すっかり街に馴染んでいる様子で、たくさんの外国人を含めそれぞれ思い思いの時間を楽しんでいました。小動物はとりわけ人気があってあちこちに人の輪もできていました。

no nukes

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横浜国大建築学科クラス会。久しぶりにランキンタクシーが参加。日常に埋もれかけていた寝ぼけ頭に強烈なパンチを喰らいました。最近、頭脳警察のパンタと一緒になったそうで、昔話にも花が咲きました。2009年12月30日のブログでも書いたとおり、大学祭で彼と私が開いたロックバーに頭脳警察を呼んだのは遥か43年前のことです。コカ・コーラの壜にウォッカを30cc注いで「モロトフ・カクテル」と名付けて喜んでいました。若かった。この頃すでに東海と敦賀の商用原子炉が運転され多くの原発計画が進行中でした。

ちきゅう

141026a.jpg141026b.jpg141026c.jpg-大深度海底を探索する「ちきゅう」の本拠地は清水港。おめにかかるのは初めてです。岸壁に並ぶ港湾物流機械群の存在感はさすが。

海鳥

141025a.jpg141025b.jpg141025c.jpg-清水港の観光船の後を追うたくさんの海鳥。動きが速くて手持ちのコンデジで捉えるのはたいへんでした。これらはかなりトリミングした映像です。動くものにはつい夢中になってしまいます。

清水港

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清水へ。台風による土砂崩れで不通になっていた東海道本線は16日に復旧。由比興津間の現場を先頭車両からパチリ。山と海岸線の狭間を国道と鉄道が走る様は神戸の西の須磨舞子あたりと似ています。ここも美しい眺め。清水港のクルージングで捉えた富士山は少し霞んでいました。おいしい魚を求めての街歩きも楽しかった。ついに長崎の「武蔵」に匹敵する店を発見。街には猫がたくさんいました。写真の猫はバルコニーの手摺でフリーズ。帰りの車中は由比の正雪と黒はんぺん。地のものがかなりわかってきました。

[laatikko] growing up

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隣地が整理されピクチュアウィンドーの借景にしていた大きな樹がなくなり東側外観はすっきりしました。2階には石本藤雄デザインのmarimekko カーテンがしっくりと付け加わっています。前からある鉢植えのネムノキの葉と絶妙なマッチングです。ほぼ完璧にフィンランドで固められている家具の中に中村好文のLAPINが加わっています。かわいい。宴も終わりに近づいた頃、もう4歳になる新しい住人が私の耳元で「この家、好き」と囁いてくれたのは感動。トイレやバスを含め部屋の移動が外階段外廊下という手強い空間が十分に住みこなされているようでした。

[tokyo no ie] @ [laatikko]

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品切れになっていた[tokyo no ie]がフランスから再入荷しジェレミーさんが事務所にお持ちくださるというので、せっかくなら[laatikko]でクライアント一家にもお引き合わせしましょうということになり、それならジェレミーさんご一家も一緒にということで賑やかな宴になりました。5歳になる建築の成長をこういったかたちで体感できるのは幸せです。フランス人のジェレミーさんのメールが日本語で流暢に綴られているので、奥さんは日本人と早合点していましたが日本語堪能なフランス人。東京の家を発端に日仏文化のさまざまを日本語で語り合いました。面白かったのは彼らがアメリカ合州国発のHalloweenやCurious GeorgeやLet It Goに関心がないこと。外国の文化を軽やかに受け入れてしまう日本人とは大違いです。

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散歩でよく目にとまる細やかな模様は蝶。

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口にしないとなれば茸も愛らしいもの。

141019.jpg-往き帰り道の花屋はたいがい閉まっているのがさみしいから映える偶々の花。

141018.jpg-コンデジの高性能望遠のおかげで鳥にぐっと興味が湧きました。意外に仕草豊かですよ。

とりあわせ

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香り高い珈琲に沖縄の黒糖。絶妙の取り合わせでした。日大デザインコース篠崎研の「厚み」が伝わってきます。暫く無沙汰になってしまうのが残念。

勝沼余話

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ワインギャラリーの仕切り格子のコルテン鋼。この気候で屋外に暴露すると、本来より幾分荒い皮膜になるようです。が、自然な感じは、これでよかった。軒下にかかっている部分はきちんとグラデーションができています。

勝沼夕景

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今回は程よくワインを楽しんで帰路は勝沼ぶどう郷1709発の「ホリデー快速ビューやまなし」。勝沼ぶどう郷駅ではぶどうの丘の向こうにちょうど陽が沈むところ。澄んだ夕空に描き出される飛行機雲が流れ星のようでした。

[ハーベスト・フェスティバル] 12日

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先週の勝沼行きは雨でしたが、台風19号が少し遅れてくれて、今度は晴れ。「ホリデー快速ビューやまなし」を勝沼ぶどう郷で降り、もう幾度も見た情景をなぞりながらのぶどう畑歩き。渓流に架かる吊り橋からモノトーンの絵を切り取りました。甲州の灰色がかた薄赤紫もきれい。ワインセミナーでは桔梗ケ原メルロー・シグナチャー2009まで登場。ずっと甲州にばかり関心がいっていましたが、赤の方もかなり品質が向上していることに気づきました。醸造所の再構築の成果だそうです。ギャラリーでも安いとは言えないシャトーメルシャンが飛ぶように売れていました。

秋の紅

141013.jpg-蚊がいなくなったはずの新宿中央公園にも秋。

秋の色

141012.jpg-半年に一度の髪切りに立ち寄った六本木にも秋。

秋の味

141010.jpg-居酒屋の店頭ディスプレーにも秋。

みたか

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今月のラーメンは三鷹駅前にずっとあった「江口」を継承する「みたか」。「江口」と同じ場所で中身もほぼ同じ典型的中華そば屋。白い調味料をどばっと入れる旧いラーメンですが、旨い。スープは僅かにからくなっているように感じました。麺は昔と同じ。ここの通は先ずチャーシューと中壜のビールを頼み、頃合をみてラーメン。行列ができているにもかかわらずカウンター10席のうちの4人がこれでした。次はこれで行こうと決めましたが、やっかいな月一条例があるので、いつになることやら。

[ハーベスト・フェスティバル]

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勝沼[chateau mercian]で11、12、13日収穫祭ハーベスト・フェスティバルが開かれます。甲州をはじめとしたおいしい勝沼ワインを気軽に楽しむことができます。ここだけのワインもいろいろ。詳しくはこちらからpdfをどうぞ。鉄道は新宿0902発 勝沼ぶどう郷1054着の2階建リゾート列車「ホリデー快速ビューやまなし」がおすすめ。帰路は勝沼ぶどう郷1709発新宿1855着。乗車券だけでOKですが車内販売がないのとすべてが4人掛けボックスシートであることには要注意。\500の指定席券もあります。勝沼ぶどう郷駅からは無料シャトルバスが運行されています。写真は今年10月5日の現地。右が築100年以上になるワイン資料館で左が私たちが設計した[ワイン・ギャラリー]。あいだの葡萄棚とその手前にひろがる芝生でワイン。私は12日に行きます。

ねこ祭り

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犬たちの大好きなペットショップ「コア」に置かれていた吉祥寺ねこ祭りのチラシ。くぬぎのどんぐりもかわいい。いぬ祭りはないのでしょうか。

勝沼へ

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久しぶりに勝沼へ。晴れ男も台風には勝てず本格的な雨。にもかかわらずワイン・ギャラリーは賑わっていました。

税金

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東京国際フォーラム。巨大なガラスのトップライトの空間を朝から晩まで体験しました。屋外に限りなく近いスケールの空調された空間。視覚的に捉える大空の移ろいは悪くありませんが、莫大な維持費が税金で賄われているのは間違いでしょう。昨日の揺らぎの写真はここの御影石の床。

光と影

141004.jpg-遥か上方の建築部材に反射した光が床に届くあいだにさまざまな揺らぎ。

猫と犬

141004a.jpg-四国土産の犬タオル。うれしい。

鳩の列

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新宿副都心の鳩はカモメとは違って一列には並ばず思い思い。

立ち食いステーキ

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静岡から始まったらしい[ariyoshi]のステーキダイナーを本場で体験。ステーキを立ち食いでというニッチにうまくはまったようで、東京にももう何店もあるそうです。食事メニューがステーキとごはんだけというシンプルさも見事。徹底的に無駄を省いてグラム5円を成立させています。個人的には皮がカリッと焼けたベークドポテトくらいは付いていてほしいのですが、300gのリブロースはワインと共にあっという間に胃におさまりました。いけますね。ただし、ディナーにしては時間が短すぎだし、消化も極めて良いようで、二軒目の夕食もしっかりいただくことになりました。

リンドウに

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リンドウの青紫は秋。そこはかとなく寂しさを漂わせたこの微妙な色は写真が苦手で、脳が感じている色とはかなり異なった色にしか記録されません。リンドウと言えば銀河鉄道の夜。ジョバンニです。鷺取りのおじさんも暫く見かけていないなあ。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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