summer Sometime

年末Sometimeの顔ぶれで夏のSometimeへ。ほぼ満席だけのことはある質の高いライブでした。ピアノの福田重男、よかった。35周年だとか。家の近くにこんなライブハウスがずっと続いているのは幸せです。
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コントラバスの夜

一転、三鷹。三鷹芸術文化センターで斎藤輝彦さんのコントラバスリサイタル。ピアノだけをバックに弦の調べを楽しみました。演目はタイスの瞑想曲(Massenet)、レントより遅く(Debussy)、無伴奏コントラバス組曲(Fryba)、ラ・カンパネッラ(Mortani)、「魔笛」の主題と7つの変奏(Beethoven)と続き、トリに私のお気に入りのBottesiniが3曲。コントラバスの持ち味がしっかり活かされているところがBottesiniの魅力なのでしょう。ピアノの吉岡裕子さんとの息もぴったり。弦の世界に暫し引き込まれました。2回目のアンコールのLondonderry Airには涙ぐむ女性もいました。お二人の熱演をシャンパーニュで称えて、楽しい時を過ごし、最後は斎藤さんと二人、calvetでカベルネのグラスで締めました。
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piano trio

吉岡裕子さんのリサイタルで出会ってから気になっていたメンデルゾーンのピアノ三重奏曲第一番が届きました。ピアノRubinstein、チェロPiatigorskyそしてヴァイオリンHeifetz。1950年モノラル録音。私が生まれる前の演奏です。素晴らしい。米BMG盤が送料込みで\830。こんな値段なのはSONYに吸収される前の商品だからなのでしょうか。そう言えば私が最初にのめりこんだレコード音楽がHeifetzのベートーベンヴァイオリン協奏曲。指揮はToscanini。幼稚園のころ毎晩寝る前に必ず全曲聴いていたのだそうです。3分と待たずに寝入ってしまう今の私に不眠を楽しんだ過去があったとは信じられません。[doghouse] trioは何に集まっているのでしょう。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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