「これは僕のボール。投げてもらって取ってくるのが大好きです。この日は中庭でやってもらいました。フクちゃんと一緒に競争する時は絶対に負けません。」

朝から大雨に強い風。睡蓮鉢の水が溢れてしまっています。これだけ激しいとさすがに散歩は無理。犬たちは困っています。予報どおり昼頃までに上がってくれるといいのですが。

やっと一つ咲きました。でもあまり元気がありません。今年は天候が不順だったし、多くは期待しないほうがいいのかもしれませんね。

アゲハが檸檬の葉に留まっているところを捉えることができました。またタマゴを産み付けているのでしょうか。この少し後には雀が一羽飛来して檸檬の枝を飛びわたっていました。幼虫が狙われていたに違いありません。厳しい自然の摂理なのでしょう。

MDSの森清敏さんと川村奈津子さんがワークショップでスライドを見せてくださいました。アメリカ西海岸の建築。Kahnのソーク、ブレード・ランナーのブラッドベリー・ビルなど26年前のアメリカ一人旅を思い出しました。新しいもので一番はKoolhaasのシアトル図書館でしょうか。
MDSブログでも紹介されています。スライド会はカリフォルニアのピノ・ノアールや浦霞純米もあって大いに盛り上がり、久しぶりの三鷹行き終電モード。1時1分目指して新宿駅まで歩いて、接続待ちで結局1時14分に発車しました。最後はやれやれ。
修学旅行の桃子を見送って、散歩を済ませて、ほっと一息の朝の情景です。

中古のアメ車や荷台に人を乗せたトラックに混じってソビエト製の胴長トレーラー・バスも走っていました。ピカピカの車はほとんど見かけません。キューバは社会主義の国、当然のことながら車はほとんどが国有ですが若干の例外もあって、ナンバー・プレートの色で識別されています。blue一般に貸し出されている国有車。yellow高級役人、芸術家、野球選手など特権階級による例外的個人所有。black外交官用。orange外国人の一時使用で帰国時には国に返却。green軍関係。

面白いのは、青いナンバー・プレートの運転者が求めに応じて乗客を同乗させなければならないというルール。ヒッチハイクでどこにでも行けるとしたら、こんなに素晴らしい仕組みはありませんが、需要と供給のバランスがとれているとは言えないようで、通勤時間のハバナ・ニュー・タウンの道端にはこうした人溜まりができていました。ちなみに一人乗りで通過すると課税されるチェック・ポイントも用意されているそうです。

「上高田の家」のクライアントご夫妻には先を越されてしまいましたが、「アイム・ノット・ゼア」観てきました。6人の俳優がディランを演じているという触れ込み。実際はそんな単純なプロットではなく、ディランを手がかりに創り出された7人の登場人物を6人の俳優が演じ、しかも時系列はむちゃくちゃという大変複雑な構成。ディランをネタにみごとなトッド・ヘインズ作品に仕上げられていました。お見事。
無数の予備知識が頭の隅々にまで散らばってしまっているディラン・ファンとしては、入り混じる虚実、飛び交う暗喩隠喩に眩惑されて、映画そのものを楽しむことを忘れてしまいそうな、濃密な135分。思わぬ収穫は大音量高音質で聴くディランの音楽のディテールにあらためて感動したこと。納得の時間でした。
今朝も外は冷たい雨。これでは檸檬も苦しい。A Hard Rain's A-gonna Fallは映画では使われていませんでした。
