思ったよりも少し厳しかった行程をなんとか乗り越えて辿り着いた大山山頂では、北から西まで270°まったく遮るものがない非日常の展望が眼前に拡がります。雲ひとつない空の下、きりっと澄み切った空気の中でワインで祝杯。シャトー・メルシャンの長野シャルドネと甲州。いままでに味わったことのない感動でした。神聖な山の上では赤より白という意見に納得。逆光に浮かび上がった樹形も神々しく見えます。

お供で登ってきたラブラドールに目は引き寄せられました。フクと登山もいいだろうなあ。

紅い葉はほとんど落ちて色としては黄色だけが残る、秋の終りの山。ススキが絵になっていました。

大菩薩峠に続いての山行きは大山。雨は前夜のうちに通り過ぎ、みごとな快晴でした。秦野からのバスの終点ヤビツ峠から登り始め登頂後大山宿坊に降りるコース選択のおかげで、犬の散歩以上の運動をしない初心者も爽快に踏破できました。登頂祝宴、大山温泉につかって豆腐宴、海老名での反省会。楽しく飲みました。写真は大山山頂阿夫利神社から相模湾に浮かぶ大島の遠望です。

重森三玲邸書院。障子にも斜めの線が使われています。美しい建築です。

築90年超の木造家屋のリフォーム[春日町の家]の半分が完成。新しくなった部分に生活を移していただいて、残りの部分の工事にかかります。柱梁などのほか時が刻まれた建具もできるだけ再生する方向で設計を進めました。しっとりと落ち着いた空間ができあがっています。

photo by F.Aketa
三鷹でとれた聖護院大根です。薄く切って酢漬けにしました。冬の野菜ですね。

勝沼では周りを見渡せばすべてが山。空模様の移り変わりとともにさまざまな姿を見せてくれます。私の生れ故郷の神戸もそうだったけれども、山が見える町はいいなあ。

勝沼は町中がブドウ畑です。特に裏道に入り込むとまわりはすべてブドウ畑。収穫が終わって色づいた葉と落ち葉だけが残ったブドウ棚に思わず眼がとまってしまいます。
