村上から海沿いを北上して鶴岡泊。酒田では土門拳記念館で亀倉雄策、勅使河原蒼風との三人三様展を観た後、山居倉庫へ。ここの中庭もいいなと思いました。雨上がりです。[doghouse]が懐かしくなってきました。フク、ハヤ、クウはどうしているだろう。

越後村上。ずっと気になっていた鮭の町にやっと辿り着きました。骨董市が開かれているわりには日曜にしては人の出が少ない目抜き通りに創業370年の店があります。暖簾も店構えも立派ですが、家の奥で歴史を刻んでいる、鮭を中心に展開されている生活空間の存在感には圧倒されてしまいました。


野鳥や虫が賑やかな植物群生地、裏磐梯レンゲ沼。ジュンサイで覆われた水面を砕氷船のように進む鴨2羽。ジュンサイBrasenia schreberi。スイレン目。英名water shield。日本の食事は奥が深い。西洋では食卓に上がることはまずないでしょう。しかし、自生しているところを見る機会はそうありません。不思議な植物です。浮きのように水面からちょこんと飛び出しているのが花だそうです。ペンション・オーナー友坂さんの植物ガイド・トレッキングでこんな情景に出会いました。教わったたくさんの植物名は敢無く忘れてしまいましたが、いい写真がたくさん撮れました。

ジュンサイは量的には秋田が一番だそうですが、質の高いものが裏磐梯から東京、京都に出荷されているのだそうです。近くで採れたばかりのジュンサイのコリコリ感は抜群。生姜と塩だけでいただきました。お酒はボルドーの赤。いけました。
南会津、下郷。裏磐梯への旅の途中に寄りました。白河から鬱蒼と広葉樹の茂る山道に入って、長いトンネルをぬけたところから青空。昼食は下野街道沿いの大内宿で「ねぎ蕎麦」。たっぷりの冷たい汁につかったしっかりした蕎麦と大根おろしをまるごとの葱を齧りながらいただきます。

会津若松に向かう途中、下りてきたばかりの南会津の山をふりかえったところ。美しい日本の風景です。

鉄道ファンにもいろいろあって、実際に乗るのがなにより好きなタイプは「乗鉄」と分類されるのだそうです。子供は多くはこれですね。で、あこがれのユーロスター。電車式の新幹線とは違ってTGV同様電気機関車が牽引します。パリ北駅にはほかにもいろいろな列車が乗り入れていて、思わず「撮鉄」になってしまいました。

イエローとグレーのカラリングは気に入りました。

これはTGVなのかな。九州にもこんな特急があったような気もします。典型的流線型。

ユーロスターの車内。落ち着いたデザインです。


食事は飛行機のエコノミークラスより上。シャンパン、ワイン付きです。「のぞみ」とは比べることができません。一昔前の新幹線の2階食堂車は、おいしくはないけれど、好きだったなあ。在来線の車窓の眺めは世界に誇れる水準だから、質の高いデザインの、食堂車や展望車のついた列車を走らせると受けるだろうな。鶴岡行き、黒姫行き、会津若松行き・・・。いいなあ。
ダイニングと中庭の境目あたりに敷かれた絨毯がクウのお気に入りの場所です。ここにいる時はうるさい仔犬がうろついていても平気で横になっています。中庭は梅雨が戻ってきたような空模様。日食どころではない天気ですね。
