[doghouse]の前の電線で毛づくろいする山鳩を望遠で捉えました。番い同志で時々場を変わったり一緒にいたりしています。「プオッ」と短い言葉を交わします。

AmazonでJames JoyceのA Portrait of the Artist As a Young Manが送料込\269(どういう仕組みになっているのでしょう)で売られていたので日本語訳を読み始める前に取り寄せました。ちょっと覗いてみると出だしはこんな風です。
Once upon a time and a very good time it was there was a moocow coming down along the road and this moocow that was coming down along the road met a nicens little boy named baby tuckoo….
ガーン。これがワン・センテンス。おそらく造語と思われる3個以外は易しい単語ばかりで、雰囲気はわからなくもありませんし、どうぶつっぽい感じに感じてしまいますが、訳せと言われると私ごときに手に負える代物ではありません。ちなみに丸谷才一の訳文は
むかし むかし、とても たのしい ころのこと、いっぴきの うしもうもうが、みちを やってきました。みちを やってきた、うしもうもうは、くいしんぼぼうやという、かわいい、ちっちゃな、おとこのこに、あいました……
読むのが楽しみになってきました。moocowとtuckooにだけ訳注があります。それはそれとして、ペンギン・ブックスの装丁、かわいいですね。春の色です。

彰国社での「(仮称)集まって住む」の編集会議の後、酒と魚の店「よしうら」で反省会。この居酒屋に通い始めてもう3年かな、すっかり馴染みになってしまいました。ひとしきりお酒がまわって手洗いなどに席を立つ時にふと眼に入る不思議なモノ。よく見ればなんとWurlitzerのジュークボックスAmericana。いろいろとあってここにこれがあるのでしょう。落ち着いて店内を観察してみると、コロンビア・レコード(ディランが契約しているレコード会社です)の初期のLP盤(シックス・アイです)が壁にさりげなくピンナップされていたりします。本ができあがってここに集う理由がなくなってしまうことを心のどこかで怖れているかのように、時はゆったりと流れていっています。

ここはどこでしょう。アメリカではなく六本木。国立新美術館隣に潜む「外国」。赤坂プレスセンターということになっていますが、星条旗新聞の建物もあり、米軍のヘリコプター基地です。

行きつけの魚屋に珍しい魚が並んでいました。全長120cmくらいの大きさです。刺身もいけるよ、とのことでしたが、どうもあまりおいしそうではありません。調べてみたらアカマンボウという深海魚でした。一匹\30,000、売れたかな。

六本木からの東京スカイライン。sky treeが姿を現しました。 この倍まで伸びるとけっこう目立ちますね。それにしても手前のビル群は美しくないなあ。

天声人語子によれば、日曜未明の「爆弾低気圧」による春先の嵐を対馬あたりでは「手のひら返し」と呼ぶのだそうです。対馬、行ってみたいな。昨日はすっきり晴れて気持ちよくひんやりとした春の一日。旅先にはそれなりの楽しみがありますが、落ち着きは我が家が一番。久しぶりに本格的な散歩も楽しみました。午後は八雲の[big dog house]で母の週遅れの誕生日を祝って乾杯。夕方には家に戻って、ポモドーロ・フェデリーニ、ステーキ、ベークド・ポテト、サラダ。直球勝負でした。みんなそろった食事はいいな。
