ひょんなことからひとりDVDで
シングルマン鑑賞。アンプを通した音をJBL4311で大きめに再生するとSN比の高い映画館風の音像になって、構成のしっかりした美しい映像がいっそう引き立ちました。亡くなった同性の恋人が遺した家で悶々と暮らす主人公という設定は私とは縁遠いものですが、John Lautnerという建築家が1949年にカリフォルニアに設計した
Schaffer Residenceが映像の中でごく自然に使われています。親近感のわく、いい住まいです。これが1949年というのも驚き。現在150万ドルで売りに出ているそうです。安い、よね。


all photos by Judith Lautner
[doghouse]の近所のくたびれた家からゴミが運び出されて建て替えかなと見ていたら、外部に白いペンキが塗られ始め、思ったより手間をくってしまったのか、この写真を撮った後何日も経って、一階分だけが塗りあがり骨董屋が開業しました。景気凌ぎの一時的なものなのでしょうが、いきなり閉鎖的な「マンション」に建て替わるよりは地域にとって楽しいように思います。

Madeleine Peyrouxの新作。カバー曲を少なめに、メロディーがキャッチーとは言えない自作曲主体でまとめられ、その分全体のトーンに独特の味わいが生まれています。気に入りました。恒例のDylanカバーのI Threw It All Awayは難しすぎたかな。McCartneyの私の苦手なMartha My Dearは生まれ変わっています。自作のタイトル曲Standing On The Rooftopが伴奏も含め秀逸。ジャケット内側の犬写真もかわいい。

建築の旅で奈良へ。しゃきっと暑く、鹿も泳いでいました。

長崎の旅2011年8月¶たまには安心して魚が食べたいと思い、全国チェーンから限りなく遠そうな、クライアントも未踏査の、渋い居酒屋の暖簾をくぐりました。薄暗いカウンター数席に、偏屈を絵に描いたような風貌の大将、細かい気は微塵も利かないおかみさん。あたりでした。近海の海の幸ばかりではなく、大将の長崎旨いもの情報を堪能。話は盛り上がって、カレー粉まぶし鰺フライまで登場。おかみさんが金蝶ソースを求めに走ってくれて、完璧な長崎の味を楽しみました。みんな、旨かった。そうそう、店の名は「武蔵」。知らなかったのは私たちだけの、その筋には知れた店のようでした。

