居住空間デザインコースでコンビを組んでいる木下庸子さんとご一緒した四谷の「鈴傳」。酒屋の一角に併設された立ち飲みは昭和の雰囲気。壁際に並ぶ2人用のコンパートメントの寸法も絶妙でした。さすが庸子さん、さっとメジャーを取り出しテーブルの高さは960。いいひとときでした。


長崎にはクリスマスのイルミネーションがたくさん。水辺の森公園ではイルカが跳ねていました。

フクとハヤとクウを傍らに朝からずっと図面にのめり込んでいて、待望の皆既月食のことはすっかり忘れてしまっていました。お隣の斎藤さんからの電話で我に返り、二家族みんなで
[all'aperto]観月会。ワインもいいけれど冷えたからだが熱いスープを選んでしまう寒さ。影になった部分がゆっくりと赤みを帯びでいく神秘的映像は、手持ちカメラには見切りをつけ、網膜に焼きつけました。見たいものだけに焦点を合わせられる私たちの眼はこういう時に威力を発揮します。

路面電車が活躍する長崎。路面に埋め込まれた軌道に照明が反射して夜には夜の趣があります。敷地の最寄り駅の「石橋」までの路線はここから単線になります。

吟品でいただいた台湾土産のおやつ。ピ−ナッツ味の落雁といった風。いけます。成分はピーナッツと麦芽と糖と書いてあります。

長崎の現場近くで見かけた小型キャタピラ運搬機。幅1m前後の坂道の多いこの街では欠かせない機械です。おかげで東京だったらほとんど施工不能の土地にも家が建てられるわけです。昔はロバや馬が小運搬を担っていたのだそうです。

20℃を超える長崎から帰っての7℃はこたえましたが、旧い友達とおいしいお酒をいただいて、乗り越えました。ところが、旅の鞄を背中に家に戻るとハヤの様子が変わっていました。何かに脅えている風で元気がなく、触られるのも嫌がるのです。2日振りに一緒に寝て、翌朝も元気がないので病院へ行くと、どこも悪いところはなさそうで、ストレスによるものだろうとの診断。おどろきました。フクにみんなの関心が集まるのに耐えかねての異変のようなのです。生き物の心は繊細なのだなあと久しぶりに痛感させられました。あんなに人懐っこかったハヤが近くに寄ってきません。一進一退を繰り返してきたフクの方が見違えるほど元気なのは不幸中の幸い。悠々と寝そべるフクの向こうで、降り続く冷たい雨の窓辺に佇むハヤ。こっちにおいで。
