蝉の声なくても

暑いわりには幾分過ごしやすかった日曜日。午前中は犬たちだけは涼しい部屋に置いて、私は戸を開け放って一仕事。けっこう風が抜けてすいすい。ハヤもマルもすやすや。静けさと暑さが写真に写っている、かな。夕暮れ時には、深大寺に家族みんな(ハヤも)で出かけ、フクのお参り。蕎麦屋がみな閉まっていたのは残念。人出が少なく、夕方には店じまいになるとのこと。
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富ヶ谷の集合住宅

富ヶ谷に集合住宅が竣工します。設計を始めて確認申請が下りたのはもう何年も前で、その後の景気後退のあおりを受けていわゆる塩漬け状態に陥り、打開策としてシェアハウス案、オフィスビルなどいくつもの案を経て、結局事業主が変わったにもかかわらず、ついに実現した逞しい建築です。そもそも採算ぎりぎりだったため、あれば便利程度のものをすべて削ぎ落したミニマル・アパートメンツで、5層もあるのにエレベーターはありません。調理器具、照明、空調等を居住者がライフスタイルに合わせて設置できるように設計しましたが、さすがに空調は標準装備されてしまいました。共用部分が極端に少ないのも特徴で、その秘密は階段とユニットの配置構成にあります。下の写真が階段室で70cm毎にある踊り場のひとつひとつにユニットの入り口があります。階数を認識することは容易ではないので部屋番号が001〜016というようになっているのも珍しいかもしれません。8月24日の金曜日12時〜15時に関係者公開をします。ご覧になれるようでしたらws@workshop-kino.comにメールをください。詳細をご案内いたします。
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小さな収穫

時々俄か雨の亜熱帯天気の一日。この天候でも[doghouse]のブルーベリーは豊作。中庭の一角に落ちている青紫のモノがおいしいことはマルも学習しています。放っておくと鳥のお客さまたちに平らげられてしまいそうなので、打ち合わせに出かける前にブルーベリーの収穫。けっこうな量の半分がジャムになりました。冷凍保存した実はワインにもよく合います。
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元気

17日はフクの月命日。もう7カ月になります。これは10年前の8月15日の写真だから5歳の頃。妙高高原だったかな。犬連れのトレッキングは熊に狙われますよ、と言われながら野生に帰って突進するフク。この頃はハヤはまだいなくって、どこに行くにもフクは一緒。楽しかったなあ。
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幸せな宴

長崎。坂本龍馬が通ったことでも有名な史跡料亭「花月」。社長の馬塲さんがヴィッラの施工会社の徳永さんの旧友という縁で「花月」でももっとも有名な「竜の間」にお招きいただく機会を得ました。原爆の災禍をすり抜けた歴史が刻まれた空間が中心市街地の片隅に残っていることが先ず驚きです。爆心が市街地の反対側だったことによる偶然によるものでしょう。時間が泊まったような異次元の空間。料理に加えられた手の細やかさも見事でした。幸せな夜。クライアント、施工者、建築家の3者が一体となって創りあげたプロジェクトの長崎への着地に相応しい宴になりました。
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二度目の唐津

40年近く前に、英国人の親子と訪れて以来、二度目の唐津。先ずは鏡山に登って地勢を把握。美しい眺めです。手前に横たわる緑は松の防風林。左手の先に玄海原発が潜んでいます。くんちの曳山展示場ではちょうど山のひとつを修繕中。祭りへの熱の入り方が感じとれました。唐津神社を横切って機内誌のお気に入りコラム「二度目の」唐津で知った「銀すし」へ。納得の握りでした。データ収集が役に立つこともあるのです。長崎から糸島へ駆け足の道中だったので、ワークショップOGの設計事務所に寄れなかったのは残念。
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Tempest

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ディランの9月11日発売の新作TempestからEarly Roman Kingsが公開されました。典型的ブルースにディランらしい詩がつけられ力強く歌われています。イダルゴのアコーディオンのせいか音の雰囲気は前作の中のMy Wife’s Hometownと似ている印象です。Tempestはシェクスピアの最後の作品のタイトルでもあることから、これが最終作になるのではとの噂も流れていますが、71歳とは思えない力強さですからまだ引退はしないでしょう。10日からは北アメリカツアーもスタート。ネット上の飛行記録によると自家用機でカリフォルニアからカルガリー経由で日本時間8日の10時16分アルバータ州ロイドミンスター空港に到着。飛行機はすぐにミネソタ州に向かっているので、今後の移動はバスを使うようです。

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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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