Bawa House 87

スリランカの旅。いよいよLunugangaのあるベントタ。1700年頃に建てられた敷地2万坪の邸宅をバワが改装したもの。ホームページにあるようにブティック・ホテルとして運用されているが、訪問時は改装中で庭園を中心に見学。コロンボとゴールを結ぶ幹線道路に面した大きな門扉の向こうに桂離宮とほぼ同じ広さの広大な敷地がひろがっている。池のある庭園を一めぐりした後、庭を思い返すように赤土のテラスのバワ椅子で紅茶。素晴らしい時間でした。赤道間近の炎天下にもかかわらず暑さを感じないのは植物のおかげなのでしょう。アプローチのコンクリート舗装にはバワ模様の葉っぱが打ち込まれていました。
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フク、ではなく

フク、ではなくスリランカLunuganga Estateに暮らす7頭のうちの1頭。バワの自邸だったLunugangaは財団の手で保存管理されていてゲストルームへの宿泊も可能です。バワはモノトーンにこだわって飼い犬はダルメシアンだったそうです。犬の種類が違ってしまっている他は、調度品もメニューも往時のままが継承されているとのこと。素晴らしい体験をしました。フクが逝って8カ月。いいコだったなあ。マルは昨日で3カ月。体重が3.0kgになって早くもハヤを追い越しました。
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Jetwing Lighthouse 2

スリランカの旅。バワのJetwing Lighthouse。先ずはカンダラマ同様アプローチに技ありでした。熱帯のスリランカではあたりまえののようなのですが、ここもレセプションはアウトドア。白い壁から続くトンネルがドラマの始まりです。突き当たりの闇に近い空間はバワ作品におなじみのアーティストLaki Senanayakeの世界。
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螺旋階段が緩やかに登っていく円筒形の空間を見上げると頂部ハイサイドからの仄かな明かり。手摺もLakiの作品で埋め尽くされています。
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足下の階段を思わず確認するほどの暗さの中に忽然と現れる海へまっすぐに向かうヴィスタ。
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ウェルカムドリンクで喉の渇きを潤すピロティテラスの全面に拡がるのは傾き始めた陽に輝き始めたインド洋。文句なしの歓迎です。
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そして、夕暮れ
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Jetwing Lighthouse 1

スリランカの旅。インド洋に面したゴールに建つバワのホテルJetwing Lighthouse。カンダラマの3年後1997年の作品。カンダラマとは違ってスパニッシュ・コロニアルの意匠をまとった一見典型的なビーチ・リゾートだが、バワの持ち味をしっかり発揮しているところはさすが。そのあたりは次回に。
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芝のマウンドと階段で構成された立体的中庭。見せ場は海だけではありません。
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fishmonger

スリランカの旅。キャンディからゴールへ向かう道すがらの路上の情景。バイクで行商する魚屋さんです。犬とカラスがゴミを処理してくれるのがおもしろい。間違えて猫おじさんも写ってしまいました。信号がほとんどないため、乗っている車が静止することはほとんどなく、街のようすはなかなか捉えられません。これは緊急トイレ停車した時の写真。やっぱり街は脚。
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家の中の外の中の家

マルのハウス暮らしが長くなったので空模様を睨みながらハウスごと内外を移動。冷房より涼風の方が気持ちいいのは犬も同じ。なんだかのびのび楽しそうです。やっぱりアジアの住まいはこれですね。スリランカから学ぶところ大。新しいハウスは下部のトレーとケージが分離構造になっているので移動が簡単です。フクだったらケージごと持ちあげちゃっただろうけど。
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Heritance Kandalama

スリランカの旅。シギリヤの大自然に圧倒された私たちを迎えてくれたのは山奥の湖畔の緑に埋もれたかのようなHeritance Kandalama。バワ75歳1994年作のホテル。コロンボとの距離は東京と榛名湖くらいでも、高速道路がないので、体感的にはもっと山奥という感じ。
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森の中の長い赤土のアプローチで撒水車を追い越してやっと車寄せに辿りつく。豪壮な建築物の代わりに岩山に挟みこまれたレセプションがいきなり出現したのに、先ずびっくり。西陽を浴びたステージに迎え上げられるかのような華やぎがあります。
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向こう側の世界への入り口は洞窟に入り込むような湾曲した通路。美しさに息をのんでしまいます。
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そして薄暗い通路を抜けた先の北側のピロティ・テラスでウェルカム・ドリンク。建築は飾りなく質素で、気持ちは周りの大自然に引き寄せられていきます。
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建築そのものに強い主張は無く、外壁外側に植物を繁茂させ、岩山を空間に露出させるなど、大自然との同化が主題になっています。予習に眺めていた写真からはこの建築の本質が読み取り切れていませんでした。想定外の感動。ホテルの常識から大きく逸脱した建築を実現させている事業主にも拍手。
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ところどころに配置された水も効いていました。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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